The second workshop was held as follows
Date and Time: 2022/6/10 16:00 p.m. - 17:30 p.m.
Instructor: Kenji Nishihara (Japan Atomic Energy Agency/TEAM NMB)
Format: Zoom online
Contents:
Introduction: Assistant Professor Masahiko Nakase (Tokyo Institute of Technology/TEAM NMB)
Methodology of NMB code
Free Q&A We will answer your questions on operation method and function requests individually through screen sharing.
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講習会や事後アンケートでのお問い合わせについて、回答をお知らせします。
1. 簡単な例を用いてNMBコードの具体的な使用方法、アウトプットの見方等が知りたかったです。エクセルファイルの具体的な入力方法をお聞きしたいです。
(回答)今後の講習会で、一からシナリオを作るための回を設けます。
2. 燃焼計算の改良指数法について詳しく聞きたい。
(回答)燃焼計算については炉物理的な知識が必要になりますので、燃焼計算に特化した講習会を企画したいと思います。
3. Single fuel modeの利用評価の柔軟性。既存使用済燃料組成を引き継ぐ新燃料利用、あるいは独立した典型的な新燃料利用の2者の比較。
(回答)Single fuel modeの利用には、ユーザーによる新規炉心・燃料データベースの追加に関連が深いので、データベース追加方法の一環として今後説明します。
4. 大変初歩の段階でのマニュアルがあれば助かります。/NMBコードの操作方法の簡単な資料があるとありがたいです。
(回答)今後、初級編の講習会を開催します。その時にマニュアルの提供を検討します。youtube動画である程度使い方の説明をしていますので、お時間がございましたらご視聴ください。
5. 核計算等についてどの程度の知識があればNMBコードを扱える(NMBコード上の計算等を理解できる)ようになりますでしょうか。
(回答)今回OEM法について概略説明しましたが、数式的なところを理解する必要ありません。ウラン・プルトニウムの核種変換の経路、核種崩壊、核燃料サイクルと原子炉についての原子炉工学の一般知識があればNMBを使用することができます。
6. 皆さんの計算結果など使用例を紹介いただけると、ますます励みになると思います。
(回答)時期をみて、是非NMB研究会を催したいと考えています。
7. アウトプットとしてのMA管理に着目した計算方法の例題を解くデモのような講習をしてもらうことは可能でしょうか。
(回答)MA管理のような特定課題にフォーカスした講習会も企画していきます。
8. これまでのサイクル諸量評価コードに比べて、NMBの特長的(NMBで初めてできる)なことがあれば、普及のアピールにも有効かと思います。
(回答)OEM法と処分場温度評価が他には見られない機能ですが、最大の長所はオープンソースであることです。その強みを活かして、発展していけばと考えています。